「子どもが手足口病になってしまって授乳を嫌がる…」
「手足口病って大人にもうつるの?」
「大人と子ども、両方の手足口病の体験談が読みたい!」
という方のために、手足口病の実体験をもとにして記事を書きました。
こんにちは、子育て中は免疫下がりまくりのうさぎです。
子どもが手足口病にかかり授乳ができなかったときは、スポイトと搾乳機で乗り切りました。
大人である私が手足口病をうつされたときは、高熱が3日間続き、足の裏の湿疹がとても痛かったです。
本文では、子どもの手足口病の対処法や大人の手足口病の体験談について詳しくお話していきます!
少しでもあなたの参考になればさいわいです。
- 赤ちゃんと大人の私の手足口病の発症から完治まで
- 赤ちゃんの手足口病の症状
- 手足口病の口内炎に役立ったグッズ
- 手足口病のときにもらったお薬
- 手足口病のせいで一睡もできなかった夜
- 大人の手足口病体験談
- 大人も子どももなかなか消えない手足口病の発疹
- まとめ:赤ちゃんの手足口病の看病は大変!家族にうつらないように気をつけて!
赤ちゃんと大人の私の手足口病の発症から完治まで
生後9ヶ月の息子と、大人の私が手足口病を発症してから完治するまでの流れをざっとまとめてみました。
赤文字のところは私の症状です。
いやぁ~長かったです。
治るのに1週間はかかりました。
完全に発疹が消えるまでは10日ほど。
ずっとご機嫌斜めの息子の看病と、自分の手足口病発症のダブルパンチでとても大変でしたね。
赤ちゃんの手足口病の症状
つづいて、息子の手足口病の症状についてお話していきます。
発疹
いつものように息子のオムツ替えをしていると、太ももになにやら小さな赤い発疹を発見。
息子は乳児性湿疹があったため、その一部かな?と気にも止めませんでした。
しかし、実はその小さな赤い発疹が手足口病発症のサインだったんですね。
翌日には39度の高熱を出し、発疹が手のひら・腕・足の裏・お尻にどんどん広がり…。
最終的には口の中に口内炎ができました。
息子の発疹の見た目はすごーーくかゆそうなのですが、本人はあまり痒がったり痛がったりしていなかったのが印象的です。
治りかけには水疱のようになりペリペリと剥がれていましたが、そちらもあまり気にしていない様子。
長引く高熱
息子は、39度を超える高熱が3日間も続きました。
「一般的に手足口病は高熱が続かないもの」
とネットで調べたときに書いてあったので、とても不安になりました。
症状は人それぞれ違うんですねぇ…。
2回は坐薬を使って熱を38度まで下げたのですが、次の日にはまた39度に。
完全に熱が下がったのは発症から5日後です。
母乳が飲めない、離乳食が食べられない口内炎
手足口病で一番厄介だったのが口内炎です。
これがとっても痛かったみたいで、息子がはじめて授乳を拒否したのです。
母乳を飲みたい気持ちはあるので乳首を加えるまで頑張るんですが、吸うのが相当痛いらしく、断念。
もちろん大泣きです。
かわいそうで、私も泣きました(:_;)笑
「哺乳瓶の方が弱い力で飲めるだろう」
とミルクを与えてみるも吐き出す始末。
もちろん、離乳食も拒否です。
「離乳食はお休みしてもいいけど、脱水を防ぐために水分補給だけはしっかりして!」
と小児科の先生に言われていたのを思い出し、あらゆる手を使ってみました。
そこで次に紹介するグッズで、なんとか母乳をあげることに成功したのです。
手足口病の口内炎に役立ったグッズ
本当に今から紹介するグッズには助けられました。
手足口病にかかってしまって、母乳やミルクを飲んでくれない!という赤ちゃんをお持ちのママたちに全力ですすめたいです!
搾乳機(母乳を絞る)
手足口病で母乳を飲んでくれないとお悩みの方には、搾乳機がオススメ!
胸の張りが解消されますよ。
私が買ったのは手動の搾乳機。
電動だとお値段が張るし、手動の方が自分のペースで絞れるかな?と思い決めました。
洗うパーツが多く絞るのに少し手が疲れるのがデメリットですが、基本的にはさっと使えてとてもよかったです。
また、卒乳時にもとっても役に経ちましたよ。
スポイト(母乳・ミルクをあげる)
ミルクや母乳を飲んでくれないので、脱水症状や栄養面で不安…という方にはスポイトの購入をオススメします。
スポイトでぴゅっとお口に入れてあげると、高確率で飲んでくれたからです。
私の息子はせっかく母乳を絞っても、哺乳瓶では飲んでくれませんでした。
仕方なくスプーンを使ってあげていたのですが、とっても時間がかかります。
それを見かねて、ドラッグストアでスポイトを購入!
スプーンに比べてたくさんの母乳を入れられるし、スポイトを自分で吸って飲むこともしていました。(スポイトを吸うのは痛くないのかな?)
母乳を飲んでくれたのを見て、
「脱水は免れた(泣)」
と心底ほっとしましたよ。
母乳以外にも麦茶やお水、処方されたお薬をあげることに成功。
2歳くらいまで、薬を飲むときにはスポイトを使っていました!
うどん(離乳食)
「離乳食は無理にあげなくてもいい」
と先生に言われたのですが、栄養面が心配だった私は少しだけ離乳食をあげてみることにしました。
お米はもちろん食べなかったのですが、うどんはツルっとあっという間に完食!
手口病にかかっていた期間、何回うどんをリピートしたかわかりません。
なかでもオススメはほうれん草が練り込まれているうどん。
お野菜のビタミンもとれて、うどんの炭水化物もとれるのは一石二鳥だな、と思いました。
手足口病のときにもらったお薬
手足口病を根本から治すお薬はないので対処医療になるとお医者さんに言われました。
そ こでもらったお薬が、下記の4つ。
- トラネキサム酸
- カロナール
- サトウザルベ軟膏
- 坐薬
トラネキサム酸は口内炎や発疹の緩和、カロナールと坐薬は解熱剤、サトウザルベ軟膏は発疹に塗る軟膏です。
発疹が消えるまでしっかりと服用したり、塗ったりしていました。
手足口病のウイルスの特効薬が開発されてほしいものですね(:_;)
手足口病のせいで一睡もできなかった夜
手足口病にかかって2日目の夜、悪夢の時間がやってきました。
結果からいうと、夜の20時から朝の5時まで、立って抱っこをしたまま一睡もできませんでした。
高熱があり口内炎が痛み大好きな母乳も満足に飲めないなんて、息子にとってとってもツライ状況だったに違いません。
大泣き、大グズリで抱っこをしてもなかなか泣き止まず気が付けば太陽が昇っていました。
さすがに夜通しの抱っこはキツかったです。
この日だけでなく、手足口病にかかっている最中は ぐずる息子を抱っこ紐で抱え、常に家のなかをウロウロとしていました。
ただでさえ夜中の授乳をしていた時期。
睡眠不足に睡眠不足が重なり、疲労はピークを越え免疫はがた落ち。
そうです、めったに大人にはかからないといわれる手足口病に私もかかってしまったのです!
大人の手足口病体験談
息子が手足口病にかかってから4日目、ついに私にも湿疹・高熱の症状が。
手足口病の特効薬もないし息子の看病もあったので、病院には行かず自力で完治させました。
(比較的症状が軽かったのもあるかもしれません)
口内炎はできなかった
息子はひどい口内炎に悩まされましたが、私にはできませんでした。
お口のなかは常にスッキリしていたので、手足口病にかかった中で唯一の救いでしたね。
3日間続いた高熱
いきなりボンっと39度の高熱がでました。
この熱の出方は息子と同じです。
出産前は38度が出ただけでもヒーヒー言ってましたが、産後は熱があっても息子のために動き回ります。
母は強しとはこのことでしょうか…。
とはいえ、3日間も高熱が続くとさすがに体も心もしんどいです。
実母に助け舟を出して、甘えさせてもらいました(;'∀')
無理をしないことが一番ですね。
足の発疹が痛くて抱っこがキツイ
手足口病の発疹は今まで経験したことのないものでした。
手のひらと足の裏に発疹ができたのですが、これがとっても痛かった… 。
なによりも足の裏にできた発疹が痛くて、歩くのもやっとでした。
しかし、ぐずる息子を抱っこはしなくてはいけません。
息子を抱っこすると足の裏に余計重さが加わり、超痛い。
顔をしかめながらの抱っこです。
いっぽう、息子は発疹ができても痛がったりかゆがったりしていなかったので、これも人それぞれ違うのかな?と思いました。
大人も子どももなかなか消えない手足口病の発疹
息子も私もお互い熱が下がって口内炎や発疹の痛みがよくなってきても、なかなか発疹の跡は消えませんでした。
熱が下がってから1週間くらいかかってようやく発疹がキレイに治ったんです。
息子の発疹はカサカサとかさぶたのように治っていったのに対し、私の場合はスーッと引いていくように治っていきましたよ。
同じウイルスでも、症状の出方や治り方が微妙に違うのが興味深いですね。
とはいえ、完治して本当によかったです。
もう二度と体験したくない病気だと身をもって実感。
マスクをしたりアルコール消毒をしたりして、感染を未然に防ぐことの大事さを知りました。
みなさんはお子さんから手足口病をもらわないように、気をつけてくださいね。
まとめ:赤ちゃんの手足口病の看病は大変!家族にうつらないように気をつけて!
手足口病は症状も看病の仕方も、普通の風邪の30倍くらい大変でした。
何よりも赤ちゃんに感染しないようにするのが一番なのですが、なかなか難しいですよね。
赤ちゃんが手足口病になってしまったら、看病をするママやパパは、マスクをしたりアルコール消毒をこまめにしたりしましょう。
口内炎のせいで母乳やミルクを飲まなくなってしまったら、スポイトを使って飲ませてあげるのも手です。
熱が下がるまで、水分補給をしっかりとして乗り切ってくださいね!
つらい手足口病が少しでも早く完治することを祈っています。